２０１１年１月１日

［　スロバキア / ブラチスラバ城にて ]
−　世界の中のローカールで築く仕事　−
最近の中国の動向が与える日本への影響にはかなり厳しいものがあります。嘗ては戦後著しい発展を遂げた日本の工業力を吸収しょうと努力していた国が、今では特に軍事力で超大国となり、日本の安全保障を脅かす存在となりました。 また、経済でも中国に進出しなければ世界戦略において日本は取り残される状況にも追い込まれてしまいました。こんな状況だから日本の中小企業は疲弊するばかりです。 こうした状況下で生き残るには、独自性を持たなければ駄目だと思います。中小企業で不況下でも元気な企業は、必ず立派な独自性をもっています。 中でも、そうした独自性で世界にビジネスを展開している小さな企業もあります。そうした独自性を持つには当然努力が並大抵ではありません。 では、そうした独自性がどうやって育つのかと言うと、それは仕事に対する問題意識を如何に仕事の向上に反映させるか？ということに尽きます。 心というのはバーチャルな世界ですが、我々の生活の現象において偶然性から必然性に発達させるのは、あくまでもその心において偶然性を必然性にもって行こうとする意志があるか否かに掛かっています。 行動は、心に芽生えたモチベーションによる意思決定で決まっていくものです。そうした状態にもっていくには、やはり、見聞を広く持つことが大切なようです。 私もそうした意味で今年も見聞を広めて行こうと思っています。
−　プロフィール　−
	[ ウイーン / 国立歌劇場前にて ]
マイテック有限会社　代表　大　藪　光　政
動物が大好きな愛犬家です。毎日欠かさず、散歩にはショルテイを連れて、家の前にある公園を散策しています。 自然に恵まれたところに居住していますので、動物の中で特に鳥との出会いが多く、よく怪我した鳥や飛べない迷子の幼鳥を保護したりしてなんとなく鳥とは縁があります。 現在の私的活動には、混声合唱、ソフトボールなどがあります。いずれも、下手の横好きであるのは、身近な人が良くご存知です。あと、いろんな温泉巡りなどにも頻繁に出掛けますし、楽しみのひとつです。 昨年より、メセナ活動として授業料のいらない青少年の為の『無量育成塾』を開校して塾長を務めて頑張っています。 近年は読書に嵌まり、読むだけではつまりませんので、ブログなどを書いています。(代筆をやっている分を含めますと、12本ほど書いております。) 中でもアクセスがもっとも多い『書物からの回帰』は、読書後の憂さ晴らしといった感があります。 仕事は、報酬よりも、「信あらば尽くす」といった姿勢で地道に手掛けております。

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